サーフフィッシングでは、手前を狙うのもセオリーだがやっぱりより沖を狙う遠投は常に課題。とくにジグヘッドワームによっては重量があるにもかかわらず棒のように飛んでいき、他の軽量ジグヘッドワームと変わらない飛距離でがっかりしたり。
その悩みを解決してくれたのが熱砂 メタルドライブ。独自の「アーチドライブシステム」というギミックでサーフ用ワームリグとしては圧倒的な飛距離を誇る。
シマノ 熱砂 メタルドライブ 32g | |||
size:90mm | worm:3.2inch | weit:32g | hook:#5 |
「アーチドライブシステム」とは?
本体のヘッドにあるレールにワームがワイヤーでつながっているシステム。一見、ワームがブラブラで不安定、これでワームリグとして成立するのだろうかというのが第一印象だった。
しかしとても理にかなったギミック。キャスティング時にワームが本体と対向になる姿勢によって空気抵抗を軽減し、実投テストでは平均飛距離80mオーバーを実現したという。
そしてリトリーブ時には簡単にスイム姿勢となり、一点でつながったワームはナチュラルワイドなアクションとなり秀美なアピール力となる。
この「アーチドライブシステム」は、飛距離もワームリグとしてのアピールにも最大限の効果を生むギミックなのである。
フロントフックにプチロックシステム搭載
キャスト前にベリーフックを腹部のワイヤーに固定することによってキャスティング時のフックトラブルを防ぐ。
ワームは簡単に交換可能
カラーチェンジもとても有効とされるサーフフィッシングにおいて、ワーム部分のカラーチェンジがとても簡単にできるのはとても便利。
シマノ 熱砂 メタルドライブ 32g | |
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実際の使用感としては、ボクはベイトリールのタックルだから飛距離80mオーバーはさすがに無理だけど同重量のジグヘッドワームにくらべると確かによく飛ぶ。かといってメタルジグほどは飛ばないが、今まで届かなかった先にワームを通せるのはかなりうれしいし、今後の釣果にも期待ができる。
使い方は他のジグヘッドワームと同じく、ただ巻き、ストップ&ゴー(5-7回巻いて1秒ストップを繰り返す)、リフト&フォール(ジャーク&フォール)。
他のジグヘッドワームと違うのは、ワーム部分がフリーなことからフォール時に縦に泳ぐこと。アピールとしてはとても目立つし面白い。ただワームにバイトしてしまうとすっぽ抜けしてしまうだろう。例えば、ワームにオフセットフックと小さめの剛力スナップをセットしてヘッドのレールに繋ぐという簡単改良で解決するかも。スペアワームを入手した際、作ってみようかな。
h_ahli