バス釣りだとボクの頻度で3ヶ月ごとくらいにフロロカーボンラインの巻き癖が強くなったらリールに巻いたラインを捨てて新しいラインを巻いていたが、その作業にはあまり不便を感じていなかった。ところが海釣りをはじめたらPEラインを使うようになり、新しいラインの取り替えは年1くらいと長くなった。
かわりにラインのメンテナンスの頻度があがる。例えば、ラインが浮いくるとスプールのラインが食い込んでキャスティング中に引っかかってしまう。そんな時は2/3ほどラインを別のスプールに巻いてからテンションをかけて巻き取り直す。またラインの摩耗が気になりはじめたら上下を入れ替えたりするのに巻き取り作業が3回になる。そこでリールのラインの巻き取り機の導入を検討し、第一精工の高速リサイクラーを導入した。
パッケージには「高速巻き替えスプール 高速リサイクラー」とある。機能を簡単にまとめると
◎リールから空スプールへの巻き取りは3.5倍速ハンドルでスピーディー
◎設置場所は机などにクランプネジで完全に固定
◎新品のラインのリールへの巻き取りはテンション調節によって確実にできる
スペックは、
●サイズ(シャフト除く):204x86x74mm
●重量:400g(シャフト、ナット、カラー含む)
●クランプ最大取付幅:35mm
●スプール最大取付幅:80mm
●スプール最大取付径:φ200mm
●ギア比:3.5:1
●シャフト径:φ8mm
●付属品:シャフト、ナット、カラー、ビス
MADE IN JAPAN
第一精工 高速リサイクラー | |
「楽天市場」で調べる 「Yahoo!ショッピング」で調べる |
第一精工 高速リサイクラー 2.0 | |
「楽天市場」で調べる 「Yahoo!ショッピング」で調べる |
もちろん、新型の「高速リサイクラー2.0」の導入も検討した。高速リサイクラーと高速リサイクラー2.0の機能の違いは、
1)高速リサイクラーはロングシャフトのみ付属。高速リサイクラー2.0はショートシャフトとロングシャフトの2種類付属。
2)高速リサイクラーにはボールベアリングなし。高速リサイクラー2.0はボールベアリング3ヶ内蔵で巻き替えが軽くスムーズ。
3)高速リサイクラーの取り付け有効幅は35mm。高速リサイクラー2.0の取付有効幅は43mm。
実売で1000円くらいの差額なので高いかどうかはそれぞれだろう。見た目はノーマル型は安っぽいという意見を聞くが、2.0はそこまでないらしい。で、大きな検討箇所といえばボールベアリングの有無で使用感に差はあるだろうが巻き取りスピードは同じだから、それほど頻繁に使わないことを考えると別に2.0じゃなくてもいいかな、とボクの感覚で選択した次第。
実使用に関してはやっぱりベアリングがないぶん、ハンドルを使った巻き取りにぎこちなさがあるのは否めない。けど月に1-2回の使用頻度だし、使わない時はしまっているものだから2.0を選択しなかった後悔はいまのところない。h_ahli